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METELIAL・アルミニウムの話

 ここでは少し皆さんにおなじみのアルミのお話をさせて頂きます。もう皆さんの日常の廻りには多くのアルミ製品が存在し、全く平凡な金属として認識されていると思います。
しかし、アルミニウムは、とても多くの利点を備え、将来も最も希得される金属界のスーパースターの一つです。
 まづ地球上の金属の中では非常に多く存在するものの一つで、海水の中にも多く含まれるほか、リサイクル性にも優れ、二次地金(再生地金)を作るのに必要なエネルギーは、新たに地金を作る場合と比較して、わずか
3%にすぎません。
では他にどの様な特徴を持っているのでしょうか。


○ とても軽量で丈夫
アルミニウムは比重が2.71。これは鉄(7.87)、銅(8.93)に比べて、約3分の1の重さである。そして比強度(単位重量当たりの強度)が大きい為、大きな負荷のかかる構造材としても沢山使われています。(つまり軽い割には丈夫なのです)純度の高い純正アルミニウムの引張強さは、あまり強くはありませんが、使用目的に応じて銅、マンガン、マグネシウム等を加えて最適な強度や加工性のものを作り出し、それぞれの分野で使われます。
○ とても錆びにくい
アルミニウムのは空気中で酸化皮膜を生成するため、腐食を自然に食い止める性質があります。つまり空気中では、とても科学的には安定して物質と言えます。またアルマイト加工のように表面処理を施すことで、より防食効果を高めることもできます。
○熱しやすく冷めやすい
アルミニウムはとても熱伝導率が高く、鉄の約3倍も熱を伝えます。急速に冷えるという性質を持つ為、多くの熱交換器に使われています。
○寒い所でも大丈夫
アルミニウムは低温化でも鉄のように強度が落ちません。液体窒素(-196℃)の世界でも破壊がおきません。逆に温度の低下によって強度が増す性質があります。
○電気を帯びることがない
アルミニウムは非磁性体な為、磁性を帯びることがありません。このため精密電子機器や、医療機器などに安全性が買われ、利用シェアはどんどん広がっています。
○加工材料としても最適
アルミニウムはさまざまな形状に加工する事が容易にできます。複雑な形を作り出すことが可能なため、精密加工が必要な場合は特に有効です。




アルミニウムは、展伸材と、鋳造材に分けられます。

      
展伸材・・・・・・・ プレス用や鍛造、押し出し加工用や削りだし加工用の材料です。
鋳造材・・・・・・・ 鋳造用(アルミを溶かしてから型に流し込んで冷やし固める)鋳造用の材料です

展伸材の分類と主な用途
100番系(純正アルミニウム) 純アルミ 装飾品、ネームプレート
200番系(銅系アルミニウム) ジュラルミン 航空機・鋳造・切削
300番系(マンガン系) カラーアルミ・アルミ缶
400番系(けい素系) 鋳造ピストン・ビル外装
500番系(マグネシウム系) 高力アルミ 社内内装・車両溶接
600番系(マグネシウム・けい素系) 押出成形用 窓サッシ・自動車部品
700番系 超々ジュラルミン 航空機

      

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