板金塗装には最近マイクロリペアという
手法が出てきて、その手法の見積もり方法が手のひらサイズ
の修理で1万円みたいな見積もり方法をしています。
ただ、手のひらサイズと言っても人によって手のひらのサイズ
は違うので少し疑問を感じます。
あとはマイクロリペア=簡易板金ということで
職人の技術力の違いがかなり大きく
ヘタクソにあたるとどうしようもない状態で返される事が多々あり
業界的には微妙な扱いになってきます。
やはり簡易板金ということで
修理方法も通常の板金塗装と違い、
その箇所のみをぼかした色の塗り方になるので
ぼかしや色合わせもなかなかうまくいきませんし、
下地作りが板金と違い雑に思えます。
本来あるべき工程が減らされているので
修理の期間もYシャツのクリーニングのように
朝出して夕方ばっちりのような形で作業はされているようですが
朝出して夕方ガッカリみたいな話の方が多いように思えます。
見積もり方式は手のひらサイズを1タッチと言う扱いで
1タッチ(12,000円)×5タッチみたいな
計算方法です。
さらにへこみは1タッチのところにもう1タッチ
3タッチ分のところの修理でさらにへこみがあると計6タッチという
計算方法になります。
簡易板金をするなら仕上がりはそれなりになるかもという頭でいながら
ある程度の仕上がりで我慢するつもりで修理依頼をしないといけません。
ブースも無いところで塗りもするので
ほこりが付着するとか髪の毛がついていた
みたいな事はありますが、それなりの覚悟でご依頼ください。